スタイルシートの技
指定した部分の上にマウスが乗った時のカーソルを変更したい (Internet Explorer 4.0~)
スクロールバーを持てるオブジェクトに指定する事で、その色を変更できたりします。 非常に細かいですので、色が変わっている部分はオレンジ色で示す事にしました。 また、スクロールバーの色設定を認識できるのは今の所ではInternet Explorer 5.5以上のみです。 OperaやFireFoxでは変化がありません。
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								 scrollbar-base-color 
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								 scrollbar-track-color 
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								 scrollbar-arrow-color 
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								 scrollbar-3dlight-color 
								 | 
							
								 scrollbar-highlight-color 
								 | 
							
								 scrollbar-shadow-color 
								 | 
						
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								 scrollbar-darkshadow-color 
								 | 
							
このように非常にパラメータが多いのでかなり設定が大変です。 フラットなスクロールバーだったらさほど難しくありませんし、クールに魅せる事ができます。 スクロールバーをフラットにするには、2グループに分けて色を変更します。
以下は枠の色になりますので、これらの値を3つとも同じ色に指定してください。
- scrollbar-arrow-color
 - scrollbar-3dlight-color
 - scrollbar-darkshadow-color
 
以下は内部の色になります。これも4つとも同じ色にしてください。
- scrollbar-face-color
 - scrollbar-track-color
 - scrollbar-highlight-color
 - scrollbar-shadow-color
 
それではサンプルスタイルシートを見てみましょう。
body
{
    scrollbar-face-color: #ffffff;
    scrollbar-track-color: #ffffff;
    scrollbar-arrow-color: #ff0080;
    scrollbar-3dlight-color: #ff0080;
    scrollbar-highlight-color: #ffffff;
    scrollbar-shadow-color: #ffffff;
    scrollbar-darkshadow-color: #ff0080;
}
					これを実行すると「Internet Explorer 5.5」以上であれば、下の左図のようなスクロールバーが表示されているはずです。
スクロールバーを適応させたい場所にクラスを適応させる事ができます。 今回はbody要素に適応させていますが、こうすると、一般にブラウザの右端のスクロールバーが適応されます。 他には、「overflow」などではみ出た部分のスクロール部分の色を変更します。 その場合は、別に「.pinkscrollbar」などのクラスを作成してから適応させれば良いでしょう。 この当たりの話はやや高度なので、また後で見直してみてください。