5.1ch ホームシアターを導入してみよう!

ホームシアターのセットの種類と予算

最近では家庭で楽しめるホームシアターセットが数万円のものから数十万のものまで数多く販売されています。 その前にまずはホームシアターの種類にはおおまかに分けて、3.1ch、5.1ch、7.1chがあります。 小数点の".1"はサブウーファーを意味しています。3.1chなら、3つのスピーカーと1つのサブウーファーとなります。 3.1chはセンタースピーカー、左右フロントスピーカーのみで、5.1chは3.1ch+左右リアスピーカーが追加されます。 7.1chは5.1ch+左右サイドスピーカーが追加されます。臨場感が欲しいのであれば5.1chが良いでしょう。

3.1ch
左右フロントスピーカー+サブウーファー。前からしか音は聞こえてきません。 部屋が広くない場合には3.1chでも十分でしょう。価格も安価です。 最近では3.1chでも5.1chのような臨場感を創り出すものも販売されています。
5.1ch
左右フロントスピーカー+左右リアスピーカー+サブウーファーで構成されています。 後ろから音も来るので臨場感ありますが、アンプから配線を後ろまで伸ばさなければなりません。 最近ではリアスピーカーはワイヤレス接続のものもありますが、数が非常に少ないです。 次の配置の記事を読んで3.1chか5.1chにするか考えると良いと思います。
7.1ch
7.1chまで実現しようとすると、完全なホームシアター用の個室が必要です。 よっぽとサウンドにこだわりがない限りは1R/1Kでは5.1chで十分かと思います。

ホームシアターセット自体の予算は10万円もあれば5.1chだと十分すぎるかと思います。 BOSEだと3.1chでも10万くらいするものもありますが、 出力がそんなに高くても、マンションなどでは到底活かしきれません。 また、アパートなどで壁が薄いような所でのホームシアターセットはかなり騒音になる可能性があるので注意しましょう。 低音は高音とは違い、下の階だけではなく、左右の部屋・下の階の左右の部屋にも振動します。 防音設備がそれなりにしっかりしているマンションではなければ購入は再検討した方がいいかもしれません。

SONY HT-IS100を試してみた

SONY HT-IS100

私が購入したのSONY HT-IS100という5.1chのホームシアターセットです。 各種スピーカーが非常に小さくて、それなりの音を出してくれる…というレビューを見て決めました。 実際に届いてみて、思った以上にアンプが大きかった(14kg)でした。 左の写真の右にあるのがアンプ、テレビボードの上に乗ってる小さなスピーカーはセンター+フロントスピーカーです。 さっそく接続してテストして、映画DVDを再生してみると、小さなスピーカーからでは考えられないくらい良質な音が出てくれました。

ウーファー

また、SONY HT-IS100は自動音響補正機能が付いています。 ホームシアターは一般的に左右フロントスピーカーと自分のなす角度が30°、リアスピーカーは120°と言われています。 しかし、自動音響補正機能があると、スピーカーの位置がどこにもあっても計算して最適化してくれます。 その場合には測定用マイクを自分の座るであろう位置に置いて、テストを行います。 このテストの時の音がすさまじく大きいものもあり、 地面を強く踏んだのと同じ振動が伝ってきて焦った記憶があります(笑)

リアスピーカー

測定マイクでのテストは、日中やった方がいいかもしれませんね。 今では、防振パッドを敷いて、大幅に振動がやわらぎました。 防振パッドは大小さまざまな丸い粒みたいなのがついているやつが効果が高いと言われています。 リアスピーカーはキッチンカウンターの左右サイドにひとつづつ置いてます(右写真)。 実際に自動音響補正がついているため、映画などを見ると、後ろから臨場感あふれるサウンドが来るのでかなり感動しますよ。

各種AV機器との接続と配線

配線レイアウト

SONY HT-IS100のアンプにはHDMI接続端子が3つ付いています。 まず私の場合はSONY Bravia (TV)と、Play Station 3 (BD:Blue-ray Disk)につなげています。 通常メーカーが違うと仕様も違ったりする事もありますが、 すべてSONYで統一しているので、リモコン操作や音声切り替えも楽々でした。 ただ、Play Station 3と接続する場合には、Play Station 3をまず、アンプのHDMI接続端子に接続します。 アンプのHDMI接続はTVに接続されているので、Play Station 3の映像音声が一旦アンプに入力されて、 テレビに出力されます。

配線の隠し方

キッチンカウンターまで配線隠し

ホームシアターセットの場合はとにかく配線隠しが大変です。 5.1chの場合には少なくとも6本のケーブルがあります。 特にリアスピーカーは後ろまで伸ばさないといけないため更に大変です。

リアスピーカーはキッチンカウンターまで伸ばしているといいましたが、 私は窓際に沿って配線モールを設置して、右写真のように伸ばしています。 実際はカーテンで隠れてしまっているのでこの配線モールは見えません(撮影のためにカーテンを外してます)。 また、SONY HT-IS100の場合には、専用スタンド(WS-IS10F)(販売終了)も売っているので資金に余裕がある人は購入を検討しても良いかもしれません。 詳しくは、配線は全部隠してしまおう!に記載されています。

レイアウト等は現在の我が家のレイアウトをご覧ください。

その他のホームシアター

ソニー HT-RT5(ワイヤレス5.1chホームシアターシステム)

一昔前まではなかなか手の届かなかったワイヤレスのホームシアターです。配線がないので、インテリアをすっきりまとめることができます。先ほど紹介したホームシアターは絶版になりましたので、次はこれを購入予定です。

Bose ホームシアターシステム SoundTouch 520

音質も今まで紹介したものと比較するのはナンセンスですが、懐に余裕ある人はBOSEでインテリアをシックに渋く作り上げてはいかがでしょうか?この製品はBOSEの5.1chでは一番リーズナブルなモデルです。

YAMAHA 5.1chホームシアターパッケージ YHT903JPB

YAMAHAも音響処理では信頼できるメーカーです。SONYはあまり好きではないけど、ホームシアターでかっこよくしたいな…そんな人にお勧めなのがYAHAMAのホームシアターです。5.1chなので2万円を切る破格の安さです。ただ、在庫は少ないみたいなのでお早めにどうぞ。

私がSONYの5.1chホームシアターを買った時には、このように小さいスピーカーで大音量が出るのはこのモデルくらいしかなったのですが、 最近では他メーカーもこぞって出してきましたね。やはりワンルームという限られた空間では小型で大出力スピーカーの需要は高いのではないでしょうか?と感じています。

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